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3Dモデル・点群データの活用サポート

SECTION1

点群データの多彩な可能性

KENTEM LABOは、3Dモデル・点群アプリの開発およびデータの活用サポートを主な事業としています。
点群データとは、「ひとつひとつの点に位置情報(X,Y,Z)と色情報(R,G,B)を持った点の集合データ」のことを指します。
点群データは、レーザースキャナや撮影した写真を用いてデータを取得できるため、従来の計測と比べてスピーディーで正確な値が取得できます。
地形や物体などを「大量の点の集合体データ」として表現することで、土木から製造まであらゆる分野で応用できるのが特徴です。
3D図面が存在しないもの」に対しても、点群データなら3Dモデル化が可能になります。さらに3Dから2Dの平面図や断面図を切り出すことも簡単なので、設計や維持管理に応用できる点もメリットです。
点群データは、建築、土木、製造業、医療、映像制作、そして遺跡調査など、様々な分野での活用が進んでいます。点群データを活用することで、より正確かつ効率的な業務が可能になるため、今後も様々な業界でますます重要性が高まるでしょう。
KENTEM LABOは、3Dモデル・点群データの活用サポートを通じて、社会に貢献していきます。

3Dモデルのイメージ
 
掛川城の点群

本作品はCC-BYライセンスによって許諾されています。ライセンスの内容を知りたい方はhttp://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.jaでご確認ください。

開発実績

SECTION2

点群計測アプリ「快測Scan」への技術提供

点群の計測を行うために、従来は数百万円からの高価なスキャナを用いる必要がありましたが、近年はLiDARなどの技術を採用した比較的安価なスキャナが普及し広く利用されるようになってきました。特に、Apple社のiPad ProにもLiDARが搭載され、3次元スキャンの敷居が一気に下がりました。
KENTEM LABOは、iPad Proでスキャンしたデータから点群化したデータを実物の画像に重ねて表示し、任意の断面を含めさまざまな計測を可能とする技術を提供しています。
この技術は株式会社建設システム[KENTEMの「快測Scan」に利用され、建設土木業界の効率化に貢献しています。

快測Scan のイメージ

快測Scan 公式サイト
※Apple、iPad Pro は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

点群VR 開発

静岡県が公開している「VIRTAL SHIZUOKA(バーチャル しずおか)」の点群データを利用したVRコンテンツを開発しています。
点群データは、災害対策・建設・土木といった分野で業務改善のための活用が進んでいます。
今後はさらに観光やエンタメなどの分野でも活用が進み、誰もがより良く暮らせる社会を目指すための道具として期待されています。
KENTEM LABOでは、そのお手伝いができるツールの開発を目指しています。この点群VRシステムの開発には、ゲームエンジンUnityを使用しています。

VR の画面イメージ

参考:静岡県が進めるVIRTUAL SHIZUOKA構想とは?
Unity 公式サイト
※Unityの名称、ロゴなどは、米国およびその他の国における Unity Technologies またはその関係会社の商標または登録商標です。